酸性縮毛矯正とアルカリ縮毛矯正は、どちらも髪の毛をストレートにするための矯正方法ですが、使用される化学薬品や処理方法に違いがあります。

 

・酸性縮毛矯正とは、髪の毛のキューティクル層を開ずに、髪の毛のタンパク質のみを柔らかくすることで髪の毛をまっすぐにする方法です。

処理時間はアルカリ縮毛矯正に比べて長く、4時間以上かかることもあります。

 

矯正後に髪の毛が傷むことが少なく、柔らかいストレートヘアに仕上がることが特徴です。

 

しかし、髪の毛のクセが強い方には向きません。薬剤が優しいぶん、矯正力は弱い傾向にあります。

 

 

・アルカリ縮毛矯正とは髪の毛のキューティクル層を開いて、髪の毛のタンパク質を変性させることで髪の毛をまっすぐにする方法です。

処理時間は酸性縮毛矯正に比べて短く、3時間~4時間程度で処理が完了します。

 

酸性縮毛矯正に比べると髪の毛にダメージが多く残ります。

 

 

 

髪の毛のクセの強さやダメージ具合によって薬剤の選定が必要になります。